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※ Bucephalas Ephemeralは、Bucephalas(完全版)が持つ諸機能のうち、(1) サイクルコンピュータ、(2) ナビゲーション、(3) 撮影支援、(4) 健康管理の機能を主として使うユーザのための特別バージョンです。
※ 当アプリの機能を実際のライドの中で体験していただくために、無料版「Bucephalas Tabula rasa」を用意してあります。

【サイクルコンピュータとしての機能】
 Bucephalasでは設計にあたり、自転車を主な移動手段として想定しています。そのため、サイコンとしての基本的な機能も備えています。
・複数の自転車の管理:セッション毎に使用機体を切り替えて移動距離の記録が可能です。
・移動距離による自転車部品の管理機能:「走行距離xxxキロメートル毎に交換」といった自転車部品の管理を実現するため、タイヤやブレーキシューなど特定の自転車部品専用の積算距離計を設定できます。
・現在地の標高と気圧
・移動経路(移動痕)の記録
・矩形移動痕(移動痕をグリッド状に拡大し、探索済みのエリアを要約表示する機能)
・GPSまたは気圧計による準リアルタイム勾配計
・極大勾配地点の自動記録
・アプリ起動座標を起点とした獲得標高、最大獲得標高、累積獲得標高(GPSおよび気圧計の測定値を使用して計算)
・狂いやすい電子コンパスをできるだけ使わない方向推定
・音声案内による目的地までのナビゲーション
・3Dサウンド(立体音響)で目的地の方位を提示
・気になる座標の記録(ブックマーク)機能
・狭い範囲に一定時間留まっていた場合は、そこで「何かが起きた」と想定して座標を自動記録(行動特異点(の一つ))。
・移動距離が1km増える毎にその地点を自動マーキング(移動経路上の代表点として)。
・バッテリー残量に応じたGPSの制御(全力運転、高精度モード、節電モード、飢餓モード、涅槃モード)
・実効速度(平均速度の代わりに中央値を使って計算した独自定義の速度です)
・(通常)走行速度
・(通常)最高速度
・アプリを起動してからの走行距離
・これまでの積算距離 (odo)


【写真撮影のアシスタントとして】
 Bucephalasには、旅先での写真撮影の支援機能として、マジックアワー推定器が搭載されています。
 マジックアワーは太陽が地平線に近い高度にある時間帯を意味し、印象的な映像が撮影できることが知られています。
・現在地でのマジックアワー(ブルーアワーとゴールデンアワー)の開始時刻
・現在地から見た月と太陽の方角
・日の出と日の入りの方角
・航海薄明と天文薄明の開始時刻
・特定の座標・日時に太陽と月がどの方角にあるのかを計算可能

【ヘルスケア】
 このアプリは、移動速度と路面勾配からユーザーの身体活動強度をMETs単位で推定します (Metabolic Equivalent of Tasks)。そして、3METs以上の強度の運動を行った場合の身体活動量を累積的に記録し、その結果をMETs時で表示します。内臓脂肪を効果的に減らすためには、3METs以上の身体活動を週あたり10METs時以上行うことが推奨されています。
 また、身体活動量を消費カロリー値換算で表示することもできます。その際、ユーザーの体重データを必要とし、データ取得のためにヘルスケアアプリとの連携を行います。
 Bucephalasは、休憩中など、3METsに満たない安静状態を含めた消費カロリー総量も記録しています。この値は、旅の途中での補給のタイミングを判断する手がかりになるかもしれません。補給などを行ったタイミングで値をリセットできるので、次の補給タイミングに備えることもできます。

【Ephemeralと完全版の違い】
このアプリはBucephalasの機能限定版です。次の制限があります。
(1) ノットをほどいた記録は、過去24時間分だけが地図上に表示されます。記録自体は完全版と同様にアプリ内に残っていて、それらの記録を完全版に転送することができます。
(2) Dispelling Modeでの旅の記録は、最初の9つのフォグクラスターのみが保存されます。
(3) 逃げる乱数座標『ミラージュ』のレベルは10までです。
(4) 矩形移動痕の地上絵下描き機能が省略されています。
(5) ウィジェットが附属しません。

【警告】
アプリが提案する目的地には、接近が困難なものや、接近に危険が伴うものが多数含まれています。無理をしてそれらのノットに接近することはおやめください。

このアプリはバックグラウンドでもGPSを使用します。GPSの連続的な使用はiPhoneのバッテリーを急速に消耗させます。